無料でここまで!言葉が音楽になるAI作曲を体験 Suno AI入門

AI音楽

この記事のポイント(30秒で要点)

  • 登録→プロンプト→数分で歌入りの曲が完成(1回で2曲生成)
  • 無料枠は1日50クレジット補充、生成時に消費/ダウンロードは追加消費なし
  • 日本語プロンプトも概ね動作(安定性は条件依存)
  • 商用利用は有料プランで権利付与。無料は体験用途が安全

Suno AI入門 登録から音楽生成までの30分ガイド

「文章を入力するだけで、歌入りの曲ができる」――そんな体験を提供してくれるのが Suno AI

テキストから数十秒でオリジナルソングが完成し、しかも歌詞・ジャンルを指定して雰囲気をコントロールできるのが大きな魅力です。

この記事では、はじめての方でも 無料でSunoを試して楽しめる方法 を、実体験をもとに整理しました。

サインアップの注意点、クレジットの仕組み、商用利用の可否など、実際に触れて気づいたポイントも差し込んでいます。


無料サインアップ

Suno AIで実際に音源を生成するには、無料アカウントの作成が必要です。手順は数分で完了します。

ステップ1 Suno AIにアクセス

ブラウザでSuno公式サイト にアクセスすると下記のような画面が表示されます。

先にサインアップしよう

画面では直接プロンプト入力が可能ですが、その後サインアップを求められます。先にサインアップしておきましょう。

ステップ2 サインアップ開始

画面右上の Sign Up をクリックします。

ステップ2 外部アカウントの選択

ここではGoogleアカウントでサインアップします。

他にApple / Discord / Google / Microsoft / 電話番号(SMS)が選べます。

クリック後、Googleにログイン済みなら特に手続きは要りません。

補足:「メールだけ」では登録できない

📌メール+パスワードのみでは登録不可。規約にも明記があります。必ず外部アカウントか電話番号が必要です。

下記のような理由が考えられます。

  • セキュリティ強化(パスワード漏洩リスクを避ける)
  • 運営負担の軽減(リセットや問い合わせを減らす)
  • 接続アカウント方式による一元管理

外部アカウントのみのWebサービスも増えていますので、利用できるアカウントをお持ちでない方は、この機会にGoogle等で無料登録を行いましょう。

ステップ2 サインアップ完了

サインアップ完了後は下記の画面に切り替わります。無料枠(50クレジット)が自動付与されます。

    数分で終わるAI作曲を試してみよう

    ここではサインアップ後、ログインが完了した状態でのトップ画面からの手順を紹介します。

    ステップ1 イメージを入力

    入力欄に生成したい音楽の「歌詞」や「イメージ」を自然言語で入力します。

    日本語でも動くようです。

    • ジャンル(例:Lo-fi, Pop, Classical 等)
    • ムード(例:穏やか/エモーショナル/明るい etc)
    • 楽器(ピアノ、シンセ、ギターなど)やテンポ感

    歌詞あり・なし、インストゥルメンタルのみ、などのオプションはボタン操作でチョイス。

    プロンプト入力例
    • Calm piano music with soft strings
      (落ち着いたピアノと弦楽器)
    • Energetic EDM drop with heavy bass
      (エネルギッシュなEDMのドロップ、重低音)
    • Japanese-style ambient with shakuhachi and koto
      (尺八と琴を使った和風アンビエント)

    今回試した範囲では、日本語の入力で歌詞生成も含めて動作しました。

    MusicGPTでも日本語プロンプトを試す価値はありますが、結果が不安定なことを前提に試してみるのがおすすめです。

    現時点では MusicGPT の公式ドキュメントに「日本語で書ける」という明確な記載は確認できません。

    英語プロンプトを併用するか、簡潔で具体的な日本語表現を使うことで成功率を上げられる可能性があります。

    他のAI音楽生成ツール(例:Suno、Udio)でも、日本語プロンプトで指示が反映されたという報告はあります。

    ステップ4 生成の指示

    Create を押すとキューに生成タスクが入り、数分程度で音源が完成します。

    ここでは1回の実行で2曲が生成され、10クレジット消費されます。

    今回は数分程度で4曲すべて生成が完了。混雑していると時間がかかる場合もあるようです。

    モデルはv3.5とv4.5+ Previewが選択され2曲ずつ生成されました。v4.5で生成された曲は1分でカットされていて、全体の生成にはアップグレードが必要となります。

    ダウンロード時にもクレジット表記が出ますが、生成時に消費済なので気にせずダウンロードしましょう。

        ステップ5 試聴とダウンロード

        生成された音源をプレビューで聴き、気に入ったものをダウンロードしましょう。

          クレジット制の仕組み(体験メモ)

          • 無料枠は 1日最大50クレジットが補充
          • 1曲生成で 10クレジット前後 消費(短尺や歌入りは少なめ、Instrumentalは多め)
          • 生成直後に「50→40」に見えるのは仕様。UI更新の遅れやInstrumental指定が理由のことも。

          📌 実際に「最初の1回で40になった」と焦ったが、後で正しい残数が表示されたケースもありました。

          クレジット無料枠について
          • 無料枠は 1日最大50クレジットが補充 されます。
          • 1生成で10クレジット ※を消費、同時に4曲が生成されます。
            (※)消費クレジットは生成条件で変化。
          • つまり無料枠で1日5回(20曲) まで試せます。
          • 有料プランに移行すると、より多くのクレジットが付与されます。

          生成された音源のサンプル

          実際に無料枠で生成されたサンプル2つ。シンプルな英単語で、1曲3分程度で完了しました。

          1回で4曲同時に生成
          • 再生ボタンで即試聴
          • mp3形式で無料ダウンロード可能。wav等はアップグレードが必要
          • 無料枠は フルで聴けるのはv3.5モデル。v4.5は1分間のプレビューのみ。

          違和感や破綻はなく、登録を含めても15分程度でこれが出てきたのは驚きです。

          サンプル #01 Lofi for study

          “Lofi for study”で生成したサンプルです。

          サンプル #02 Medieval fantasy

          “Medieval fantasy”(中世ファンタジー)で生成したサンプルです。Instrumentalを有効にしています。

          サンプルについて

          本記事内の音源サンプルはデモンストレーション目的でのみ掲載しています。

          商用利用は可能か?

          Sunoの利用規約上、商用利用の可否はプランによって異なります

          1日毎にクレジットが補充されるため、個人利用なら無料枠でも十分です。

          プラン商用利用著作権所有
          無料(Basic)× 非商用のみSunoが所有
          有料(Pro/Premier)✅ 商用可(配信・販売など)ユーザーが所有

          FAQ(よくある質問)

          Q1. 日本語プロンプトは使えますか?
          今回の検証では日本語でも動作しました。ただし安定性は条件に依存します。英語プロンプトも併用すると成功率が上がることがあります。

          Q2. 無料クレジットはどれくらい?
          1日50クレジットが補充されます。1回の生成で10クレジット前後消費し、同時に複数曲(通常2曲)が生成されます。

          Q3. ダウンロードでクレジットは減りますか?
          いいえ。消費は生成時に行われ、ダウンロード時の追加消費はありません。

          Q4. どのモデルが無料でフル再生できますか?
          v3.5はフル再生可v4.5は1分のプレビューのみです(フル再生はアップグレードが必要)。

          Q5. 商用利用は可能?
          有料プランでは商用可・著作権はユーザー所有となります(表を参照)。無料プランは非商用のみです。

          まとめ

          Suno AIで、「テキストから音楽が生まれる」体験は、想像以上に強烈です。

          Suno AIまとめ
          • 歌入り・インスト曲を数十秒で生成
          • 無料でも毎日50クレジットで体験可能
          • v3.5とv4.5を同時に聴き比べられる
          • 商用利用は有料プラン必須

          まずは無料枠で数曲作り、自分で楽しむほか、SNSや友人にシェアして反応を見るのも良いでしょう。

          気に入れば有料プランで商用活用への道も拓ける、それが新しいAI作曲の可能性です。

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