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OBSERVATION · 其の4959 · 2026.06.11

ファミリーベーシック 命令・コマンド完全リファレンス|実機観察で編んだ総索引(全20回)

ファミリーベーシック 命令・コマンド完全リファレンス|実機観察で編んだ総索引(全20回) — ファミリーベーシック, 命令, コマンド

任天堂が1984年に出した ファミリーベーシック(Family BASIC) は、ファミコンでBASICプログラミングができる学習環境でした。本ページは、その命令とコマンドを 実機で観察し直して 編んだリファレンスの総索引です。連載「LLMのためのFamily BASICリファレンス」全15回に、SRAMの番外編とボード活用のおまけを加えた全20回を、命令別用途別の両方から引けるように並べ直しました。

マニュアルの記述ではなく、実際にカセットを挿して動かした結果を一次ソースにしています。だから「マニュアルに載っていない記法」や「AIの想定と実機が食い違う挙動」まで拾えています。「MOVE命令の使い方を知りたい」「SCR$は何を返すのか」といった1命令単位の疑問から入って、該当回の該当節へ直接飛べる入口として使ってください。

このページの使い方

  • 命令を本文で引く命令辞典 … 全コマンドをカテゴリ別の実本文(構文・実機挙動・例)で
  • どの回で検証したか引く命令別インデックス … 命令名から該当の連載回へ
  • やりたいことから引く用途別インデックス … 「音を鳴らしたい」「データを保存したい」から逆引き
  • 物語として通しで読む連載を順番に読む … AIに40年前のBASICを書かせるまでの制作記

命令辞典(カテゴリ別に本文で引く)

PRINT はどう書く?」「?SN ERROR の意味は?」という1命令単位の疑問は、命令辞典から本文で直接引けます。各命令はエミュレータで動かして挙動を確定しています。

命令別インデックス

実機観察で挙動を確定した命令を、カテゴリ別にまとめます。各命令の詳細(構文・実機での挙動・AIが間違えるポイント)はリンク先の節にあります。

グラフィック / スプライト

命令 内容 解説
MOVE スプライトの簡易移動。静的なSPRITE命令とは別系統で扱われる リファレンス(9) 画面・スプライト編
DEF SPRITE / SPRITE スプライトの形と表示属性を定義する リファレンス(9) 画面・スプライト編
画面6命令 画面表示まわりの6命令。構文を実機で確定 リファレンス(9) 画面・スプライト編

画面 / 文字表示

命令 内容 解説
SCR$ 画面に表示されている文字を読み取る。LOCATE+PRINTと対をなす リファレンス(11) メモリ・カーソル編
CSRLIN / POS カーソルの現在位置を返す。PRINT直後にどう動くか リファレンス(11) メモリ・カーソル編
PRINT(カンマ区切り) カンマで区切ると桁を揃えて並ぶ(8桁ごとの区切り) リファレンス(4) 記法編

サウンド

命令 内容 解説
PLAY 音を鳴らす。鳴り終わるまで次の命令に進まない リファレンス(10) 音・入力編
ミュージックボード PLAY文とは別系統の作曲モード。AIに自動入力させて作曲 おまけ:AIに作曲させる

入力(パッド / キー)

命令 内容 解説
STICK 方向キーの入力。押している方向が数値で返る リファレンス(10) 音・入力編
STRIG ボタンの入力。1P/2Pで別に取れる リファレンス(10) 音・入力編
INKEY$ / INPUT / LINPUT / KEY n キーボード入力の各種命令 リファレンス(10) 音・入力編

メモリ / 保存

命令 内容 解説
POKE / PEEK メモリを直接書き込む/読み出す。同じ番地(例 &H7100)に対称に効く リファレンス(11) メモリ・カーソル編
SRAM / バックアップスイッチ 電源を切ってもプログラムが残る仕組みと、その”未定義”の性質 番外編:バックアップスイッチの正体SRAM未定義

演算 / 関数 / エラー

命令 内容 解説
RND 乱数。実は毎回同じ並びで出る(RND(10)は 0, 9, 7 で始まる) リファレンス(8) 演算子・関数編
演算子 / エラーコード AIの想定と実機が食い違う構文の通り方・エラー リファレンス(8) 演算子・関数編
?CC ERROR 特定のエラー。再現しにくいため複数の条件から絞り込んで観察 リファレンス(11) メモリ・カーソル編

記法 / 構文の罠(マニュアル外の事実)

項目 内容 解説
LET 他のBASICと違い、この命令は使えない リファレンス(4) 記法編
NEXT 後ろに変数を付けるとエラーになる リファレンス(4) 記法編
単項マイナス マニュアルに記載はないが実機では動く リファレンス(4) 記法編
DIM 配列を宣言すると同時に中身がゼロで初期化される リファレンス(4) 記法編
LIST 範囲指定のハイフンはカンマでも代用できる(記載なし) リファレンス(4) 記法編

用途別インデックス

「やりたいこと」から逆引きする入口です。

連載を順番に読む(全15回)

リファレンスをどう作ったか、という制作の物語として通しでも読めます。

  1. AI が Family BASIC を書けない理由
  2. 中古マニュアルと AI OCR でリファレンスを作る
  3. 紙マニュアルをスマホで撮って起こす — macOS文字認識とClaude Vision
  4. マニュアルに書いていない記法
  5. ローカルLLMベンチの設計
  6. ローカルLLMベンチを動かしてみる
  7. 実機検証ベースに作り直してベータ配布する
  8. Tier A — 演算子・関数・エラーの食い違い
  9. Tier B — 画面6命令とOAM 10スプライト
  10. Tier C — sound / pad / keys
  11. Tier D — 直接テスト困難な5命令を三角測量
  12. 公開版でベンチ再走 — referenceあり/なしのPASS率比較
  13. temp 0でローカル4モデルを選び直す
  14. 連載クロージング — AIと一緒に、もう一度ファミベで遊ぶ
  15. 実機観察リファレンスをLoRAに焼く(学習編)

番外編・おまけ

関連:創作トラック

この実機リファレンスを使って、実際にファミリーベーシックで遊び・作る側の連載が辺境部にあります。

pareido.jp「あの頃AIがあったら」第1回: ファミリーベーシックでもバイブコーディングしたい – パレイドこんにちは、パレイド辺境部の橘です。 新しい連載を始めます。1984 年のファミリーベーシック——2KB の RAM と行番号つき BASI…pareido.jp
━━ 観るのを再開 ━━
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