嗜好化するToDo管理(6) ToDoの親子関係は必要化

こんにちは、パレイド思想部です。

前回はToDoのサイズを30分と決め、ポモドーロテクニックでのToDo消化を思考しました。

今回はToDoを分解して親子関係をもたせるパターンについて思考を深めます。

ToDoの親子関係

MarkdownのToDo形式は、順序なしの「箇条書き」を拡張する形で定義されています。

ObsidianやVS CodeといったMarkdownに対応したエディタでは、箇条書きはインデントが可能で階層関係、いわゆる親子関係を表現できます。これにより、書く手を動かすことを止めずにアイディアを走らせることができます。

このような階層的な思考の展開は、中心から枝を広げてアイデアを整理する「マインドマップ」にも似ています。
参考: https://ja.wikipedia.org/wiki/マインドマップ

抽象度の高い、あるいは少し大きめの領域を示す文言を最初のタスクとしておき、階層関係が深くしつつ具体性を上げていく手法は馴染みが良いといえます。

ただ、タスクを上げていくとだんだん思考がクリアになり、途中でタスクを上げることに疲れてしまう場合があります。

階層を制限する意味

本ツールでは1つのタスクを30分と決めました。これは、趣味に当てられる時間が一日数時間程度とすれば、3~5個程度でその日の枠が埋まるサイズ感です。

3~7個程度の数字は、人間が短期記憶で覚えられる「マジックナンバー」とも一致します。メモ等に書き出さなくても記憶できる数字と言われています。30分の「タスク」をそれ以上細かく区切る必要はないかもしれません。

人間が短期記憶で同時に保持できる情報量は、およそ7±2個程度であるとする心理学の仮説。1956年に心理学者ジョージ・A・ミラーが提唱した。
参考:https://ja.wikipedia.org/wiki/マジックナンバー7±2

ただ、いわゆる買い物リストであったり、ToDoをチェックリスト的に使いたい場合もあります。こうした場合、細かくて覚えにくいチェック項目を束ねて置けると便利です。このときに、30分という標準のToDoサイズにこだわりすぎて、別にリストを作るのは効果的とは言えません。

親子関係はこのようなパターンを吸収する仕組みとして用意します。いくつかの条件(子にあたるToDo)を満たせば、親のToDoが閉じられる、というタイプのタスクです。

ツール上では、下記のような表現を可能としました。ToDo一覧で親子関係をインデントで表示、また🌳と🌿でタスク単体で見た場合も親子関係がわかるように表示しています。

また、Markdownファイル上では下記のように表現されます。ToDoはすべてIDを振ることで、ツール側からタスクをトラッキングできる仕組みを持たせているため、子タスクは親のIDをリンクする表現としています。

- [ ] ⏰ 17:30-18:00 買い物リスト ➕ 2026-01-01 📅 2026-01-01 🆔 6d2f62fe1f
  - [ ] 歯ブラシ ➕ 2026-01-01 🆔 2513e60066 🔗 6d2f62fe1f
  - [ ] 卵 ➕ 2026-01-01 🆔 5c263cfbed 🔗 6d2f62fe1f
  - [ ] 中濃ソース ➕ 2026-01-01 🆔 15b6d38ff5 🔗 6d2f62fe1f

この表現形式とすることで、一度親子関係を持たせたToDoがファイル編集で分断しても、追跡管理が容易になります。

まとめ

ToDoを30分という単位で扱うことで、一日の作業量を現実的なサイズに保つことができます。一方で、買い物リストのような細かなタスクを扱う場面では、単純な30分タスクだけでは表現しにくい場合もあります。

そこで本ツールでは、ToDoに親子関係を持たせる仕組みを導入しました。複数の子タスクを束ねて管理できるため、細かなチェックリストと30分タスクの両方を自然に扱うことができます。

また、各ToDoにIDを付与することで、Markdownファイルの編集によってタスクの位置が変わっても、親子関係を追跡できるようにしました。これにより、シンプルなMarkdown形式を保ちながらも、柔軟なタスク管理が可能になります。

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