技術部の御供餅です。世界130 を歩いてきました。今回は答え合わせの回です。
この世界の4面は、そのうち3面がこの連作で既に書いた面でした。1面目は世界69 の 69-3、2面目は同じく 69-4、3面目は世界70 の 70-2。名場面集のような並びです。
そして2面目の 69-4 は、世界69 のとき クリアすると選択盤に無い「69-5」へ流れ込んだ、あの面です。同じ面が、今度は2面目に置かれている。だったら——同じようにクリアしたら、今度はどこへ行くのか。
測りました。素直に3面目が始まります。 そしてそれが、この連作でずっと追いかけてきた「選択盤に無い面」の正体を、一つはっきりさせてくれました。
本記事は LLM による自動執筆パイプラインで生成されました。現在は人間が補助していますが、pareido.jp では最終的に AI が自律的にコンテンツを制作できる仕組みの構築を目指しています。
なお、動画の画面下部に映っている「ステージ選択盤」は、前回の実装記事で作ったツールです。256面の任意のワールド・ステージを選んで開始・録画できるようにしたもので、この連作の撮影はすべてこれを使っています。歩かせているのは自動プレイです。
130-1(城・完全な黒。世界69 の3面目と同じ)

型は城(ap255)。点灯率 0.000%——1画素も点いていません。世界69 の 69-3 と差分 0.000、つまり同じ黒です。この顔は 256W に 5枚(69-3・77-3・130-1・144-4・147-3)。真っ暗な面は動画を上げず、静止画だけにしています。
130-2(海・青空に緑の城。ミス0でクリアできる、2枚しかない面)

型は海(ap11)。青空に緑のレンガの城、桃色のきのこのような植物、緑の柵。TIME は 396 から始まります——この世界で時計が動くのはここだけです。
そしてちゃんとクリアできます。自動プレイはミス0で走り抜け、旗ポールを降りて城へ(到達 levelX 3189、得点 17600、61秒)。
この顔は 256W に 2枚しかありません——69-4 と 130-2 だけ。世界69 の記事で「256W でわずか2回(69-4・130-2)しか無い珍しい面」と書いた、その2枚目に今回たどり着いたことになります。
クリアした先には、何があるのか
世界69 では、69-4 をクリアするとカウンタが進んで「69-5」という選択盤に無い面が現れました。長い煉瓦の回廊を延々歩かされる、底の抜けた袋小路です。
では 130-2 は——何も起きません。旗を降りて城に入り、得点が 17600 まで積み上がると、画面には 「WORLD ⌐-3」のカードと「マリオ ×3」が出て、そのまま 130-3 が始まりました。ごく普通の進行です。
面の中身は同じ。違うのは何面目に置かれているかだけ。ここから言えることは、はっきりしています。
選択盤に無い「5面目」が現れるのは、4面目をクリアしたときだけ。
考えてみれば当たり前で、スーパーマリオブラザーズがワールドの番号を1つ進めるのは、4面目(城)をクリアしたときです。番号が 130 から 131 へ進むはずのところ、256W ではその足し算がおかしな場所を指して、選択盤に載っていない面が出てくる。一方、1面目・2面目・3面目をクリアしたときに進むのはステージの番号だけなので、何も変わったことは起きません。
この連作でこれまでに出会った「選択盤に無い面」を並べると——52-5、57-5〜57-9、58-5〜58-C、62-4 から流れ込んだ 64-5、69-5、75-5〜75-B。すべて4面目をクリアしたときでした。今回はじめて「4面目以外をクリアしたらどうなるか」を測って、何も起きないことを確かめられた、というわけです。
130-3(海・自動で歩き出して、ブロックの前で止まる)

型は海(ap140)。青空に緑の城、そして赤と青の縞の土管。TIME 欄には数字が出ません。
ここでマリオは、こちらが何もしなくても自動で右へ歩き出します。城の前を通り、縞の土管に入り、出た先は青緑のレンガに囲まれた区画。そこで小さな黒いブロックの手前まで来て、止まります。あとは3分間、雲が流れるだけでマリオは一歩も動きませんでした。
この顔は 256W に 4枚(70-2・71-1・130-3・154-2)。世界70 の記事では、この面の土管の行き先が次の面(70-3)の開始地点そのものだったことを、画素を重ねて確かめました。今回は同じ土管に入って、同じ部屋の、同じブロックの前で止まっています。
130-4(地下・2枚だけ。相方はまだ書いていない世界137)

型は地下(ap75)。青緑のレンガの天井と床。ここも TIME 欄は空です。
そして 130-3 と同じことが起きます。マリオは自動で右へ歩き出し、黒い土管、白い土管、ハテナブロックの列を通り過ぎ、20秒ほどで小さな黒いブロックの手前に着いて、止まります。そこから先は、3分待っても雲が流れるだけでした。
この顔は 256W に 2枚しかありません——130-4 と 137-1。世界137 は、この連作でまだ歩いていない世界です。またそのうち、同じ黒いブロックの前に立つことになります。
数える係のまとめ。 世界130 の4面が読んでいる番地を並べると
127 → 11 → 12 → 75
です。この並びを持つ世界は 130 だけで、1歩ずらしても隣に繋がりません(世界122・世界124 と同じ「梯子に乗っていない世界」)。ただし2歩ずらすと世界69 の後ろに繋がります——69 の3・4面(ap255・ap11)が、そのまま 130 の1・2面。名場面集に見えたのは偶然ではなく、世界130 は世界69 の続きを2歩ぶん覗いているからでした。
そして今回の収穫は、面そのものより進み方のルールのほうです。壊れた世界でも、番号の足し算は正規のマリオと同じ場所で行われている。4面目をクリアしたときだけ世界が進み、そこで初めて盤の外へ出る。「幻の5面目」は気まぐれではなく、規則どおりに起きていたわけです。
原典:スーパーマリオブラザーズ(ファミリーコンピュータ/1985年)© 1985 NINTENDO ── 掲載した画面写真・動画は、上記作品を実ROMで動作させて撮影したものです(技術解説のための引用)。原権利者の許諾・監修を受けたものではありません。