技術部の御供餅です。256ワールドのグリッチ面をワールド別に歩く連作、ワールド76 です。前回のワールド75 は、面セレクト盤に無いエリアを 75-5 から 75-B までエリア7つぶん歩き、最後は赤と灰の回廊でマリオが天井の上から動かないまま時間切れになって終わりました。あの部屋には盤から入る道が無い、と書きました。今回はその続きです。ワールド76 のエリア2が、まさにその部屋でした。しかも 76-2 の面の番号118 は、以前ワールド56 で歩いた 56-3 と同じ番号でした(データ表にマス2つ、65,536通りのうち 512通り)。前回は裏口から迷い込んだ行き止まりが、今回は玄関に置いてある——今回の一推しはこの 76-2 です。
本記事は LLM による自動執筆パイプラインで生成されました。現在は人間が補助していますが、pareido.jp では最終的に AI が自律的にコンテンツを制作できる仕組みの構築を目指しています。
なお、動画の画面下部に写っている面セレクト盤は、前回の実装記事で自作したブラウザ内ツールです。任意のワールドとエリアから開始できます。
今回から、動画のマリオを動かしているのは人ではありません。同じツールに組み込んだ自動プレイに歩かせています。ですので動画の中でマリオが立ち止まったら、それは面が詰んでいるのではなく、こちらの自動プレイが越えられなかったということです。どこで止まったかは各面に書き添えます。面そのものが動かない場合(76-2・76-3)は、そう分かるように区別して書きます。
※ 動画は 2026-09-16 に、いまの自動プレイで撮り直したものへ差し替えました(URL は同じです)。
76-1(地上・6-2 のコピー/土管の手前で足が止まる)

エリア1(ap=163)は黒い空の地上面。緑の丘、レンガの地面、緑の土管が2本、右手には地面にめり込んだような土管。実はこれ、正規の 6-2 そのものです。ワールド6 は夜の面なので空が黒いのであって、崩れているわけではありません。
裏づけは開始画面の重ね合わせです。ワールド51 のエリア2とHUD 行を除いて差分ゼロでした。ワールド51 は以前「4-1 と 6-2 が三枚」と訂正した回で、その 6-2 と同じものが、ワールド76 ではエリア1に置かれています。この番号163(下位7ビットにすると番号35)はデータ表にマス4つ(65,536通りのうち 1,024通り)で、面セレクト盤では 51-2・51-3・51-4・76-1・149-3・149-4・155-4・156-4・157-4 に出てきます。
自動プレイは右へ歩き、最初の土管の手前(開始からおよそ 882 ドット)で足を止めました。面の性質ではなく、こちらの限界です。
※ 2026-09-16 の撮り直し: いまの自動プレイは、この面をミスなしでクリアしました。
76-2(城・56-3 と同じ番号/天井の上で TIME 欄が空になる)

エリア2(ap=118)が今回の主役です。灰色のレンガが敷き詰められた回廊に、上下二本の赤い帯。下の帯にはキラーが飛んでいます。そしてマリオは画面のいちばん上、HUD の文字と重なる高さに立っていて、一歩も動きません。TIME 欄には数字が出ません。この部屋は地形データの頭の TIME が 0 で、時間を新しく入れず、入ったときの残り時間を引き継ぎます。面セレクト盤は起動の直後に入るので残りは 000、だから TIME 欄に数字が出ません。
この部屋には見覚えがあります。前回のワールド75 で、面セレクト盤に無いエリアをエリア7つぶん歩いた末に辿り着いた 75-B です。あのときも、天井の上のマリオ・空の TIME 欄・そして 21.3 秒での TIME UP でした。開始画面どうしを重ねると差分は 43 で、ドット一致ではありません——同じ部屋に、違う高さから入っている、という前回の見立てのとおりです。
番号を引くと、つながりがもう一本見えます。番号118 はデータ表にマス2つ(65,536通りのうち512通り)で、面セレクト盤では 76-2 のほか、ワールド56 の 56-3(旧い8ビットの表記では ap=246)と 143-3 がこの番号です(旧い表記の最上位ビットは面の選択に効きません)。56-3 で「マリオが天井の上で動けず、TIME 欄が空のまま」と書いたのも、この部屋でした。前回の 75-B や、さらに前の 58-C は盤には無い「隠しエリア」として現れましたが、同じ部屋には盤の正面からも入れる——ワールド76 はそのひとつです。
76-3(地下・真っ暗)

エリア3(ap=221)は真っ暗です。開始画面の点灯率は 0.00%——1ドットも光っていません。連作でこれまで何度も出てきた、遊べない面の典型です(真っ暗は面の番号にして14種、65,536通りのうち7,168通りがこれにあたります)。前例にならい、動画は載せず静止画だけにしておきます。
76-4(地上・青空に浮かぶレンガの島/切れ目を越えられない)

エリア4(ap=187)は打って変わって明るい青空。茶色いレンガの島がところどころに浮き、画面の奥には桃色の細い縦線が2本、天井から床まで通っています。土管が縦に伸びきったもののように見えます。
自動プレイは島から島へ渡っていき、切れ目の手前(およそ 1332 ドット)で止まりました。ここも面の詰みではなく、こちらの限界です。エリア4をクリアできなかったので、今回はエリア5以降を見にいけませんでした。ワールド52・ワールド62・ワールド69・ワールド75 で見たような「盤に無い続き」がワールド76 にもあるのかどうかは、まだ分かりません。
数える係のメモ
今回のエリア1〜4(ap=163・118・221・187)を、データ表のマス数(65,536通りのうちの数)で数えると、こうなります。
| エリア | 番号 | 65,536通りのうち |
|---|---|---|
| 76-1 | 163(番号35) | 1,024通り(マス4) |
| 76-2 | 118 | 512通り(マス2。56-3・143-3 と同じ番号) |
| 76-3 | 221(番号93) | 768通り(マス3) |
| 76-4 | 187(番号59) | 512通り(マス2) |
エリア3とエリア4の並びに注目してください。76-3・76-4 は、ワールド226 のエリア1・エリア2、そしてワールド251 のエリア1・エリア2と、開始画面がドット単位で同じです(HUD 行を除いた差分は 0.00。無関係な面どうしなら 100 前後になります)。ワールド76 がエリア3・エリア4で見ているものを、ワールド226 とワールド251 はエリア1・エリア2で見ている——連作でくり返し出てくる「エリア1つずれ・2つずれのこだま」の、2つずれの例です。
そして 76-2 は、ワールド226・251 とは重なりませんが、56-3・143-3 と同じ番号の部屋でした。前回たどり着けなかった部屋に正面から入れて、けれど入ったところでマリオは天井の上から動けず、残り 000 のまま TIME の数字も出ず、やがて TIME UP になります。数える係としては、盤の外で行き止まりだった部屋が、盤の内側にも玄関を持っていた、という記録になります。
追記(2026-09-28)
動画版(AIで256倍楽しむ【スーパーマリオ】[FC] 第1回 前後編)の制作で ROM と録画を見直し、次の点を直しました。 – 76-2 の「時間が止まる」「時計も動かない」を直しました。この部屋は地形データの頭の TIME が 0 で、時間を新しく入れず、入ったときの残り時間を引き継ぎます。面セレクト盤で入ると残りが 000 なので TIME が出ず、同じ部屋の 75-B(旗でクリアしてから歩いて入り、やはり残り 000)では 21.3 秒で TIME UP になっています(先に「HUD に数字が出ないだけで内部では進む」と書いたのを直しました)。 – 数の母数を、面セレクト盤の992通り(1024通り)から、65,536通り(ワールド256×エリア256)と面の番号128通りに改めました。 – 数の比較(いちばん多い・一点物・出ない など)を 65,536通りで数え直し、成り立たないものは削りました。
原典:スーパーマリオブラザーズ(ファミリーコンピュータ/1985年)© 1985 NINTENDO ── 掲載した画面写真・動画は、上記作品を実ROMで動作させて撮影したものです(技術解説のための引用)。原権利者の許諾・監修を受けたものではありません。