こんにちは、パレイド辺境部です。YouTube の長尺動画「40年目の9-1から、65,536通りの裏面へ」の後編(約17分)を、話題ごとの短い節に分け、何分あたりで何を言っているかを並べた目次です。2026年9月30日に公開しました。
- 後編: 40年目の9-1から、65,536通りの裏面へ|AIで256倍楽しむレトロゲーム「スーパーマリオ(FC)」後編(語り: 辺境部の橘)
- 前編の目次: 同じ動画の前編(256ワールドとは・65,536通り・T-1(29-1)など)は、別記事「第1回 前編ガイド」にまとめます。
本記事はローカル LLM による自動執筆パイプラインで生成されました。現段階ではクラウド AI(Claude 等)の補助や人間の編集が介在していますが、pareido.jp では最終的に AI が自律的にコンテンツを制作できる仕組みの構築を目指しています。
後編の話題一覧
ROMの表と128通り(後編 2:09〜)
AI で ROM を解析すると、ワールドごとの開始位置と、面の番号を並べたデータ表がすき間なく置かれていました。ワールドの番号で読み始める位置が決まり、エリアを1つ進めると表を1マス進みます。ワールド9より先は、開始位置の表の範囲を越えて読んでしまいます。
ワールドは1バイトで表すので、256まで存在できます。面の番号の最上位ビットは使われないため、面の構成は128通りしかありません。65,536通りの入り口は、この128通りの面のどれかにたどり着きます(後編 3:06〜)。
城を越えても次のワールドに進めない(後編 4:00〜)
ワールド122のエリア3は、本編の 1-4(最初のクッパの城)と同じ構成です。斧を取って橋を落とすと、ピーチ姫が目の前に立っているのに、「サンキューマリオ。でも、姫は、別の城にいる」と出て、ワールド123は始まりません。
ROM を解析すると、いまが8つ目のワールドかそれより先かを確かめる1行で決まっていました。ワールド9から先は、城をクリアしても次のワールドへ進めません。姫を救うには、ワープゾーンで本編のワールド8に戻るしかありません。
関連: ワールド122を歩く
面の3種類(後編 5:40〜)
256ワールドの面は大きく3つに分かれます。
- 本編の面がそのまま置かれている面(122-3 の城など)
- 本編のバリエーション(地上・地下・水中・城が入れ替わる、違う種類の敵が出る)
- バグ面(地形や敵のパターンが本編のどの面にも属さない)
時間の異常: 雲の上の部屋(後編 6:18〜)
ワールド58のエリア1は、豆の木を登った先の雲の上のボーナス部屋です。開始と同時にタイムアップになる場合と、タイマーが正常に働く場合があります。豆の木の先の雲の上やワープゾーンは残り時間が設定されておらず、直前の面の残り時間を引き継ぐためです。
死んでやり直しても時間は回復せず、ループを抜け出せないままタイムアップになります。動画は、65,536通りのうち、この雲の上の部屋にたどり着く組み合わせは1536通りあります、と言っています。
関連: ワールド58を歩く
土管・豆の木の行き先は未定義(後編 7:42〜)
ワールド8までなら、土管や豆の木には本来の行き先があります。ワールド9より先では行き先が「未定義」で、スタート地点に戻されます。1-2 などの開始の土管では、データ表の隣のマスの面に出ます。ワープゾーンだけは別の仕組みで、ワールド9より先でも本編に復帰できます。
本編のバリエーション面(後編 8:20〜)
空をゲッソーが泳ぎ、空中でファイアバーが回る地上の面。斧を取るとキノピオのいない部屋に台詞だけが浮かぶ城の跡のような面。1-1 と同じ地形が水中に沈み、マリオがその上を泳ぐ面もあります。前編の冒頭で見た 9-1 も、夜の地上面を泳ぐこの仲間です。
完全バグ面と番号93(後編 9:15〜)
動画は、65,536通りのうち、地形も敵も壊れている完全バグ面は7,680通り、1割あまりだと言っています。その中で番号93の面は、画面に何ひとつ映りません(スコアも時間も出ない完全な黒)。この面に行き着く組み合わせだけで768通りあります。
ワールド201のエリア3(後編 9:50〜)
201-3 は、直前に遊んだ面によって中身が変わる面です。起動直後だと灰色の階段の部屋をマリオが勝手に右へ歩き続け、ボタンは効きません。直前に 201-1 を遊んでから開くと、10秒ほどで景色が変わり画面が文字に侵食されます(ピンクのレンガの壁、緑の天井とつる)。エリア4のあとなら、黒い背景にピンクの階段です。
この面は6秒ほどおきに、スタックと呼ばれる作業用の場所の中身を、そのまま画面の色として流し込みます。そこに残っていたのは、前に遊んだ面が途中で暴走した跡で、リセットしても消されません。灰色の階段になるのはエミュレータでの挙動で、実機では結線されていないアドレスを読むため、確認する手法はないと動画は言っています。
関連: ワールド201を歩く
エデンの園とは(後編 11:42〜 / 12:47〜)
エデンの園は、ROM の中にあるのに、65,536通りのどこからも到達できない37通りの面の呼び名です。面の番号は理論上128通りですが、ROM の表の256マスには91通りしか現れず、残りの37通りは256ワールドにも出てきません。
動画は、ライフゲームなどのセルオートマトンの研究で、どんな配置からも生まれないパターンが確認されていることを挙げ、1950年代にジョン・テューキーが命名した例に倣い、「エデンの園」と呼ぶことにしたと言っています(12:47〜)。
エデンの園を開ける(後編 13:02〜)
データ表の1マスを動的に書き換えて、37通りをひとつずつ開けました。画面の上には 1-1 と出ますが、中身は書き換えた番号の面です。37通りのうち32通りは映像が映り、残りの5通りは面を読み込む前に止まります。
映った面のいくつかは既に見た変種(豆の木の先の雲の上、地下のコイン部屋など)で、多くは種類の違う別の面の番号から256ワールドに現れていました。本当に誰も見ていないと言えるのは、未定義のアドレスにつながる7通りです。
誰も見ていない7通り(後編 13:59〜)
| 番号 | 時刻 | 動画での説明 | 個別記事 |
|---|---|---|---|
| 74 | 13:59〜 | 笑った顔の雲のブロックが空を埋めつくす。マリオは動けない | 名鑑 No.74 |
| 103 | 14:06〜 | 同じ並びが白い雲の色で。面は始まらない | 近日公開 |
| 79 | 14:13〜 | 暗闇に高速に振動するブロック。振動はエミュレータ特有の挙動で、実機でどう見えるかは分かっていない | 近日公開 |
| 108 | 14:26〜 | 同じ暗闇が城の灰色で現れる | 近日公開 |
| 125 | 14:31〜 | ここも灰色の暗闇 | 近日公開 |
| 85 | 14:35〜 | 地下の色の天井と床のあいだに雲とコインが並ぶ | 近日公開 |
| 114 | 14:41〜 | 同じ形が城の灰色に。赤い甲羅の敵が歩く | 近日公開 |
ここでの「番号」は面の番号(0〜127)で、256ワールド名鑑の No. と同じものです。ワールド番号とは別です。
締めの問い: ノイズかアーティファクトか(後編 15:26〜)
信号処理では、意図せず生じたノイズや歪みをアーティファクトと呼びます。考古学では同じ言葉が、人の手で作られた人工遺物を指します。動画は、256ワールドの面は誰にも設計されていないと述べたうえで、「これは、ノイズなのか、アーティファクトなのか」と問いかけて終わります。
用語の早見表(後編)
| 用語 | 説明 | 動画の時刻 | | 256ワールド / 256W | 本編8ワールドの先に潜む裏面。ワールドは256まである | 前編 0:00〜 | | 128通り | 面の番号の最上位ビットが使われないため、面の構成は128通り | 後編 3:06〜 | | 完全バグ面 | 地形も敵も壊れている面。7,680通り | 後編 9:29〜 | | エデンの園 | ROM にあるのに、どの組み合わせからも到達できない37通りの面 | 後編 11:42〜 |
誰も設計していない面が、誰にも開けられないまま残っていました。それを AI と一緒に1枚ずつ開けていく記録が、この動画の後編です。