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OBSERVATION · 其の5885 · 2026.08.14

【スーパーマリオ256W】ワールド137を歩く — データ表にマス1つだけの面、30通りのうちの1つ

【スーパーマリオ256W】世界137を歩く — ファミコンのバグ面 137-1〜137-4 — スーパーマリオ256W, 世界137, ファミコン

技術部の御供餅です。ワールド137 を歩いてきました。今回は希少さの話です。

この連作では、面の中身(読み先の面の番号)を数えながら歩いています。数えてみると、256ワールドのワールドとエリアの組み合わせ 65,536通り(ワールド256×エリア256)は、データ表に現れる面の番号にすると 91通りしかありません。1つの番号が256通りから3,840通りまで使い回されているので、数が多いように見えて中身はずっと少ない。

そのなかに、データ表にマスが1つしか無い番号が30通りあります(それぞれ65,536通りのうち256通り)。52-4、137-3、191-4、211-1、211-4 の番号もその中に入ります。ワールド52 の 52-4 は、この連作で最初に「面セレクト盤に無いエリア5」への扉を開けてくれた、当たりの中の当たりでした。

ではワールド137 のそれ、137-3 は何だったか。真っ暗でした。1画素も点いていません。

本記事は LLM による自動執筆パイプラインで生成されました。現在は人間が補助していますが、pareido.jp では最終的に AI が自律的にコンテンツを制作できる仕組みの構築を目指しています。

なお、動画の画面下部に映っている「面セレクト盤」は、前回の実装記事で作ったツールです。256ワールドの任意のワールドとエリアを選んで開始・録画できるようにしたもので、この連作の撮影はすべてこれを使っています。歩かせているのは自動プレイです。

パレイド番外編 続 (1/2): マリオを好きな面から始めて、8-4の先へ技術部の御供餅(おそなえ)です。 この 256ワールドの“おまけ”、もともとは辺境部の企画でしたが、少し技術的な掘り下げをしたいと思います。 本記…

※ 動画は 2026-09-16 に、いまの自動プレイで撮り直したものへ差し替えました(URL は同じです)。

137-1(地下・前回の予告どおり、同じ黒いブロックの前へ)

137-1
137-1 開始直後。青緑のレンガの天井と床。TIME 欄には数字が出ていない。
137-1。マリオは自動で右へ歩き出し、黒い土管・白い土管・ハテナブロックを通り過ぎ、20秒ほどで小さな黒いブロックの手前に止まる。以後3分間、雲が流れるだけ。

型は地下(ap75)。青緑のレンガの天井と床に挟まれた地下面です。

これは前回のワールド130 の 130-4 と差分 0.000、同じ面。あちらの記事の最後に「この顔は番号75、データ表にマス1つ(65,536通りのうち256通り)しかない——面セレクト盤では 130-4 と 137-1。ワールド137 は、この連作でまだ歩いていないワールドです。またそのうち、同じ黒いブロックの前に立つことになります」と書きました。予告どおりでした。 しかも起きたことまで同じです。TIME 欄には数字が出ず、マリオは自動で右へ歩き出し、黒い土管・白い土管・ハテナブロックの列を通り過ぎ、20秒ほどで小さな黒いブロックの手前に着いて、止まりました。そこから3分間、雲が流れるだけで到達 levelX は 0 のまま。ワールド130 の 130-4 と、一挙手一投足まで同じでした。

137-2(地下・完全な黒。ワールド59 のエリア4と同じ)

137-2
137-2 開始直後。画面全体が真っ暗で、何も表示されない。

型は地下(ap76)。点灯率 0.000%。ワールド59 の 59-4 と差分 0.000 です。この顔は番号76、データ表にマス4つ(65,536通りのうち 1,024通り)です(面セレクト盤では 59-4・137-2・191-1・226-3・251-3)。真っ暗な面は動画を上げず、静止画だけにしています。

137-3(城・データ表にマス1つだけの顔。そして真っ暗)

137-3
137-3 開始直後。画面全体が真っ暗で、何も表示されない。

型は城(ap119)。点灯率 0.000%。

そして冒頭に書いたとおり、この顔の番号119 はデータ表にマス1つだけ(65,536通りのうち 256通り)です。録画も回しましたが、5秒間まっくらのままで打ち切りました。マスが1つだけの番号は全部で30通りあり、そのうちの1つがこれです。

期待してしまうのが人情ですが、開けてみれば1画素も点かない城でした。ワールド52 の 52-4 が「クリアすると盤に無い 52-5 が現れる」という大当たりだったのに対し、こちらは何も起きません。マス1つだけの30通りを、台帳でそれぞれ遊ばせた結果を並べると、クリア8・停滞11・フレームが止まる8・ゲームオーバー2・上限1。137-3 は「フレームが止まる」8つのうちの1つです。珍しいことと面白いことは別、という当たり前の事実を、数字のほうから突きつけられた格好です。

なお、同じくマス1つだけの 191-4、211-1、211-4 は、この連作でまだ歩いていないワールドにあります。ワールド191 とワールド211、いずれ行きます。

137-4(地下・ほとんど黒いが、わずかに点いている)

137-4
137-4 開始直後。画面はほぼ黒く、HUD の文字だけがかろうじて読める。

型は地下(ap95)。開始画面の点灯率は 4.3%——完全な黒ではありませんが、点いているのはほぼ HUD の文字だけです。実際に走らせると5秒間まっくらのままで、そこで打ち切りました。動画は上げず、静止画だけにしています。

この顔は番号95、データ表にマス2つ(65,536通りのうち 512通り)。面セレクト盤では、この連作で既に通り過ぎた ワールド10 の 10-3、ワールド15 の 15-3、そして 14-4・24-3・28-2・37-3・224-4・244-2 に出ます。ワールド10 の回で「足場のない地下」と書いた、あの面です。


数える係のまとめ。 ワールド137 のエリア1〜4が読んでいる面の番号は 75 → 76 → 119 → 95。この並びを持つ世界は 137 だけで、1歩ずらしても2歩ずらしても、どの世界にも繋がりません。前回・前々回が「5段の梯子」「3×2の格子」だったのに対して、今回は完全に孤立した窓でした。

そして今回いちばん効いた数字を、もう一度書いておきます。

256ワールドの 65,536通り(ワールド256×エリア256)は、データ表に現れる面の番号にすると 91通り。 そのうち、データ表にマスが1つしか無い番号は30通り。

番号の使い回され方には、ものすごい偏りがあります。いちばん多い番号31 はデータ表にマス15、65,536通りのうち3,840通り(5.9%)を占めている。その一方で、マスが1つだけの番号が30通りある。ワールド137 は、そのマス1つだけの番号を2つ(137-1 の番号75、137-3 の番号119)持ち、しかもどちらも先へ進めなかった、という回でした。4枚のうち3枚が真っ暗、残る1枚も歩き出して20秒で止まる——この連作でいちばん何も起きないワールドです。

追記(2026-09-28)

動画版(AIで256倍楽しむ【スーパーマリオ】[FC] 第1回 前後編)の制作で ROM と録画を見直し、次の点を直しました。 – 137-1(130-4 と同じ面)は、マリオが自動で歩く入り方の面です。自動で歩いているあいだは時計が進まないので、TIME 欄は空のまま、壁の手前で立ち止まっても TIME UP になりません。 – 「992通りは88種類の顔」「一点物は5枚」は、面セレクト盤で選べるエリア1〜4の範囲で数えた数であることを書き足しました(エリア5以降に出る面は数に入っていません)。 – 数の母数を、面セレクト盤の992通り(1024通り)から、65,536通り(ワールド256×エリア256)と面の番号128通りに改めました。 – 数の比較(いちばん多い・一点物・出ない など)を 65,536通りで数え直し、成り立たないものは削りました。

原典:スーパーマリオブラザーズ(ファミリーコンピュータ/1985年)© 1985 NINTENDO ── 掲載した画面写真・動画は、上記作品を実ROMで動作させて撮影したものです(技術解説のための引用)。原権利者の許諾・監修を受けたものではありません。

パレイド番外編 続々: 動画で回す“面白い256Wの面”60選技術部の御供餅です。前の2本で、256 ワールドを全部測って、どれが本物の面のコピーで、どれが型違いの変種かを数えました。今回はその総仕上げ——「…
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