技術部の御供餅です。世界137 を歩いてきました。今回は希少さの話です。
この連作では、面の中身(読み先の番地)を数えながら歩いています。数えてみると、選択盤に並ぶ 992 のグリッチ面は、たった 88 種類の顔でできています。同じ顔が何十回も使い回されているので、1000枚あるように見えて中身はずっと少ない。
そのなかに、1枚しか存在しない顔が5枚だけあります——52-4、137-3、191-4、211-1、211-4。世界52 の 52-4 は、この連作で最初に「選択盤に無い5面目」への扉を開けてくれた、当たりの中の当たりでした。
では世界137 の一点物、137-3 は何だったか。真っ暗でした。1画素も点いていません。
本記事は LLM による自動執筆パイプラインで生成されました。現在は人間が補助していますが、pareido.jp では最終的に AI が自律的にコンテンツを制作できる仕組みの構築を目指しています。
なお、動画の画面下部に映っている「ステージ選択盤」は、前回の実装記事で作ったツールです。256面の任意のワールド・ステージを選んで開始・録画できるようにしたもので、この連作の撮影はすべてこれを使っています。歩かせているのは自動プレイです。
137-1(地下・前回の予告どおり、同じ黒いブロックの前へ)

型は地下(ap75)。青緑のレンガの天井と床に挟まれた地下面です。
これは前回の世界130 の 130-4 と差分 0.000、同じ面。あちらの記事の最後に「この顔は 256W に2枚しかない——130-4 と 137-1。世界137 は、この連作でまだ歩いていない世界です。またそのうち、同じ黒いブロックの前に立つことになります」と書きました。予告どおりでした。 しかも起きたことまで同じです。TIME 欄には数字が出ず、マリオは自動で右へ歩き出し、黒い土管・白い土管・ハテナブロックの列を通り過ぎ、20秒ほどで小さな黒いブロックの手前に着いて、止まりました。そこから3分間、雲が流れるだけで到達 levelX は 0 のまま。世界130 の 130-4 と、一挙手一投足まで同じでした。
137-2(地下・完全な黒。世界59 の4面目と同じ)

型は地下(ap76)。点灯率 0.000%。世界59 の 59-4 と差分 0.000 です。この顔は 256W に 5枚(59-4・137-2・191-1・226-3・251-3)。真っ暗な面は動画を上げず、静止画だけにしています。
137-3(城・992面にたった1枚の顔。そして真っ暗)

型は城(ap119)。点灯率 0.000%。
そして冒頭に書いたとおり、この顔は 992 面のなかでここにしかありません。録画も回しましたが、5秒間まっくらのままで打ち切りました。同じ番地を読む面は、ほかの255ワールドを全部探しても1枚も無い。一点物は全部で5枚しかなく、そのうちの1枚がこれです。
期待してしまうのが人情ですが、開けてみれば1画素も点かない城でした。世界52 の 52-4 が「クリアすると盤に無い 52-5 が現れる」という大当たりだったのに対し、こちらは何も起きません。珍しいことと面白いことは別、という当たり前の事実を、数字のほうから突きつけられた格好です。
なお、残る3枚の一点物——191-4、211-1、211-4 は、この連作でまだ歩いていない世界にあります。世界191 と世界211、いずれ行きます。
137-4(地下・ほとんど黒いが、わずかに点いている)

型は地下(ap95)。開始画面の点灯率は 4.3%——完全な黒ではありませんが、点いているのはほぼ HUD の文字だけです。実際に走らせると5秒間まっくらのままで、そこで打ち切りました。動画は上げず、静止画だけにしています。
この顔は 256W に 9枚あり、そのうち3枚はこの連作で既に通り過ぎていました——世界10 の 10-3、世界15 の 15-3、そして 14-4・24-3・28-2・37-3・224-4・244-2。世界10 の回で「足場のない地下」と書いた、あの面です。
数える係のまとめ。 世界137 の4面が読んでいる番地は 75 → 76 → 119 → 95。この並びを持つ世界は 137 だけで、1歩ずらしても2歩ずらしても、どの世界にも繋がりません。前回・前々回が「5段の梯子」「3×2の格子」だったのに対して、今回は完全に孤立した窓でした。
そして今回いちばん効いた数字を、もう一度書いておきます。
選択盤に並ぶ 992 のグリッチ面は、88 種類の顔でできている。 そのうち、1枚しか存在しない顔は5枚だけ。
顔の使い回され方には、ものすごい偏りがあります。いちばん多い顔は 139枚——1つの顔が、992面のうち14%を占めている。その一方で、たった1枚しか無い顔が5枚ある。世界137 は、その両極のうち珍しいほうの端を引いて、しかもそれが真っ暗だった、という回でした。4枚のうち3枚が真っ暗、残る1枚も歩き出して20秒で止まる——この連作でいちばん何も起きない世界です。
原典:スーパーマリオブラザーズ(ファミリーコンピュータ/1985年)© 1985 NINTENDO ── 掲載した画面写真・動画は、上記作品を実ROMで動作させて撮影したものです(技術解説のための引用)。原権利者の許諾・監修を受けたものではありません。